ジョギングモンスター、縮めてジョグモン
この星の不思議な不思議な生き物。
公園に、森に、街に、世界中の至る道で
その姿を見ることができる。
“ジョグマスター”という見果てぬ夢を追い、
風の吹くまま、気の向くまま、冒険を続けるハイボール大濠。
道行く先で出会う野生のジョグモンとの触れ合い
変わらぬ冒険の日々を過ごすハイボール大濠だったが
とある大きな公園にたどり着き…
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ジョグモンずかん VoL.2
トリス(はいぼーる)
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上半身はすごく太っているが、足がめちゃめちゃ細いおじさん。
トリスウイスキーのキャラクターのおじさんくらい足が細い。リアルの太さでいうと野球のバットくらい。天敵は昔のバラエティにでてくる下段蹴りの強い空手家。
ガクブルブルマー(ろしゅつ)
丈の短いランニングパンツで走っている普通のおじさん。
そう…最初はきっと大丈夫なんだろう…しかし…走っているうちに裾がだんだん上に上がってきて…足の根本に食い込んでいくと…
それはもうジョギングをしている普通のおじさんではない。ブルマー姿で走っているおじさんガクブルブルマーへと変貌を遂げるのだ。
ガクブルブルマーに追い抜かれたものは心の準備がないままにその姿を見てしまい強制的にフィアー(恐怖)効果を受ける。(効果はその日の夢に出る)
昭和・ザ・ワールド(れとろ)
公園の芝生にあぐらで座り、新聞を広げて読んでいるお父さん。
そっと目を閉じれば、お父さんの隣にはちゃぶ台があり、チラシを細く丸めて編まれた手作りの籠にはミカンと干し柿。そこへお母さんがそっとお茶を出す情景がありありと目に浮かぶ。
公園であるはずなのに、彼が新聞を読んでいるこの空間は”昭和のあの居間”なのだ。
うたうたい(しんぱい)
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独特な能(狂言?)の発声で”謡い”ながら犬の散歩をしているおじいさん。
犬の行きたい方とは違う方に舞って犬を困らせる。いろんな意味で周囲の人々を心配と不安に陥れる。
とびだせ(せいしゅん)
中学生くらいの少しふっくらした女の子。
(ダイエットのためだと思うが)毎朝がんばって走っている。目に見えるスタイルや外見も大事だが、目に見えないその努力こそ美しい。
ウォーキングキング(でんせつ)
たぶん競歩のトレーニングで走ってると思われる高身長のイケメン男性。
その抜群のルックスとスタイルの良さから、競歩で走る姿がモデルのウォーキングにしかみえない。そう、ここはまさにランウェイ。彼が走るところすべてがランウェイや!
五条悟の休日(でんせつ)
某有名呪術アニメに登場する最強キャラクターに似ている。
銀色の髪を下ろしたスタイリングに、色付きサングラス。年齢が若くないことはわかるが、年齢すら引き立て役にしてしまうほどのすらりとした若々しい体躯は、努力なしでは得られないことが伺える。他のジョグモンと一線を画す佇まいは、まさにでんせつ級。
願わくば五条悟の住む世界に平和が訪れ、彼がゆっくりと休日を過ごす日があるとしたならば、このように優雅であってほしい。