ジョギングクエスト

50代になってジョギングを始めるブログです

仲間がいるからランニングを続けられます 陰キャ偏

 

「仲間がいるからランニングを続けられます」


ランニングに関係する雑誌やネット記事をみているとよく見かける内容です。うんうん。わかるわかる。仲間、大事だよね。

 

だがしかぁぁぁぁぁし!!!

 

私はその名言気取りで鼻につくコピーにひとつ注文をつけたい!カッコで(ただし陽キャに限る)と大きい大きい文字で付け足すべきだとなぁぁぁ!!!

 

我々陰キャはその輪の中には入っていけない!いや!!!・・・・・入っていけない。でも!でも!正直ぶっちゃけホントは仲間ほしいと思ってる。切に…。

 

そういうと陽キャは「いや入ればいいじゃん!歓迎するよ?」みたいなこという、陽キャはすぐいいますね、私にはわかる。「違う違う。そうじゃ・・・そうじゃない」「え?何が違うの?」「入りたいけど入れないんだってば…」「え?どういうこと?」

 

堂々巡り。両者の間にある溝は深く暗い。陰キャ陽キャ、あやつりつられ。延々と一人妄想夢芝居をここで繰り広げてもいいんですが、今日は割愛しよう。


今回のブログはもっと前向きに陰キャジョガーが仲間にするべき存在」について考えようじゃあないか。そう、われわれ、陰キャジョガーの、陰キャジョガーによる、陰キャジョガーの走る道だ!

 

といったわけで、今日は私の「ジョギング仲間」を紹介しよう。


「仲間いたのか貴様ーーー!」という陰キャ勢の罵声が聞こえてくるが安心してくれ。そういうんじゃない。そういうんじゃあないんだ。読めばわかる。これさえ読めば、いま1人で走ってる陰キャジョガーも1人じゃあなくなる!これはそういう画期的なプレゼンテーションだ。


まぁ仲間といってもね。たくさんはいらないんですよ。陰キャは。でしょ?せいぜい2〜3人でいいはず。あとね「リアルの付き合いとかちょっと…」って思ってることも知ってる。だべ?まかせろ!私に!


なので、私が紹介する仲間は2人だけ!といっても人ではない。もちろんタタリ神でもないから安心してくれ。2人だけだがジョガーにとってこれほど有能かつ頼もしい仲間はいないといっても過言ではない。それでは、早速ご紹介しよう!

 

「ランニングアプリ」と「あすけんの女」のお2人だ!ドドン!

 

・・・わかる。いいたいことが手に取るようにわかる。ま・さ・に完璧な布陣だといいたいんだろう?!エエ?!だからまかせろといっただろ!この私にぃぃぃ!

 

ドラクエ2で例えるなら

自分 → 主人公
ランニングアプリ → サマトルリアの王子
あすけんの女 → ムーンブルクの王女

はじめから裸足だけど、シドーも裸足で逃げ出す完璧で究極のパーティー!金輪際現れないジョグチーム陰キャ様、ここに爆誕!!!

 

では詳しく説明しよう。

 

陰キャ勢が絶対に仲間にするべき存在 1人目

●ランニングアプリ

言うまでもなくすべてのジョガーにとっての秘書的存在。常に側にいてジョガーのラン記録をサポート。ガイド音声は、いつもやさしく、楽しく、ときに厳しく。陰キャ陽キャも差別しないその姿勢は、特に陰キャ勢に絶大な支持を集める。それがランニングアプリ!

いろんなメーカーやブランドからリリースされているので、好きなアプリを選んで仲間にすればOK!もちろん私もいつもランニングアプリと一緒に走っています。

 

…え?私がどこのメーカーを使ってるか?い…いやぁ、ブログの中でさんざん棒読みだなんだと陰口を叩いてるので、メーカーは秘密にしておきます。笑。

ちなみにこのブログ内で呼ぶとき「ランニングアプリ」だと無機質で仲間っぽくないじゃん?なので愛を込めて「ニケ」って呼ぼうと思います!頼むぜ、棒読みのニケ!

 

 

 

陰キャ勢が絶対に仲間にするべき存在 2人目

●あすけんの女

陰キャジョガーにとって、ランニングアプリが表のサポートなら、裏のサポートがあすけんの女ことAI栄養士の未来(ミキ)さん率いる、食事管理アプリ「あすけん」だ

サブスクのプレミアムサービスが圧倒的に快適で便利だが、無料でも使用できるのでまずはお試しあれ。

 

食事内容を入力するのがまぁ面倒ではあるんですが、その手間に見合うだけのカラダに関する情報のバックがある。

自分のカラダに何が足りてて、何が足りてないか一目瞭然。ジョガーにとって特に必要な栄養素カルシウムや鉄などの摂取量も完全網羅。

ひと目でわかるPFCバランスは、タンパク質不足を未然に防ぎ、食べ過ぎ飲み過ぎには、忖度なく注意喚起もしてくれる。

ジョガーのカラダづくりの源である「食」を全面サポートしてくるのだ。

 

 

お酒を飲みすぎた私に頭を抱えるミキさん

 

私がダイエットできたのは「あすけん」のおかげでもあるし、ダイエットを卒業してからはジョガーのカラダづくりサポートとして日々活躍中。

ちなみに、AI栄養士のミキさんは巷では「あすけんの女」として有名。キャラガチャになったり、企業とコラボして健康飲料のパッケージになったりしていて、あすけんのインフルエンサー的な存在だ。…おっと、仲間内での恋愛はご法度だぜ?

 

ランニングアプリ「棒読みのニケ」と食事管理アプリ「あすけんの女ミキ」

 

陰キャジョガーはいますぐこの2人を仲間に加えて走り出そう。快適なジョギングライフを送れること間違いなしだ。

 

そして、ほら、いまなら堂々と言えるだろ?あのセリフを。

 

仲間がいるからランニングを続けられます!(陰キャ陰キャなりに)

 

 

ジョグモンずかん VoL.1


ジョギングモンスター、縮めてジョグモン
この星の不思議な不思議な生き物。

 

公園に、森に、街に、世界中の至る道で
その姿を見ることができる。

 

“ジョグマスター”という見果てぬ夢を追い、
風の吹くまま、気の向くまま、冒険を続けるハイボール大濠。

 

道行く先で出会う野生のジョグモンとの触れ合い
変わらぬ冒険の日々を過ごすハイボール大濠だったが、
とある大きな公園にたどり着き…

 

 

 

 

 

ジョグモンずかん VoL.1

 

 

モーニング鉄アレイ(orミッドナイト鉄アレイ)(かくとう)

なぜかいつも鉄アレイを両手に持って早朝走っている。速くはない。たまに夜にも出没する「ミッドナイト鉄アレイ」は遭遇すると普通に怖い。職質されても文句は言えない出で立ち。夜はやめて欲しい。

 

 

うそつきバルキー(かくとう)

公園の周辺に極稀に出没する。視界の範囲まで近寄るとシャドーボクシングをはじめるが、通り過ぎるとすぐやめる。

 

 

バタバタバタフライ(エスパー)(ひこう)

いつも手をぐるぐるまわしながら走っている。最初はストレッチ中なのかなと思うが、延々と手を回す行動をやめない。本物か偽物かはわからない。わかっていることは近寄ると危険だということだけだ。

 

 

メイトリクス大佐(ろしゅつ)[男性タイプのみ]

なぜか上半身ハダカで走っている。異常な暑がりなのかもしれない。上半身はきちんと鍛えられていることが多い。日焼けしていることも多い。キャップを後ろ向きに被っていることも多い。

街中ならアウト案件だが、公園だからギリセーフ?という疑念は残る。まだ発見されていないが女性タイプを発見したら光よりも速く私にご一報ください。

 

 

クロワッサン(ろしゅつ)[女性タイプのみ]

いわゆる意識高い系セレブジョグモン。露出度高めのハイブランドウェアに身をつつんでいる。どうせピラティスで鍛えたスタイルは抜群で、全身鍛えて(弄っても?)あるが、速くはない。

ガチ系女性ランナーと似たような見た目だが、紫外線が苦手なようで顔周辺の紫外線対策に余念がないので、すぐに見分けがつく。

 

 

ゲン(ろしゅつ)[男性タイプのみ]

独自の健康法なのか、現代文明へのやや過剰なアンチテーゼなのかは不明だが、裸足で走っている。いろんなゲンに遭遇したが100%男性。そしてなぜかイケメン率が高い。

一瞬でも「イケメンならまぁ裸足でも許されるか」と思ってしまった過去の自分を殴りたい。犬のうんこを踏んだらどうするんだろうと思う。踏めばいいのに。

 

 

大濠ガーディアン(でんせつ)(せいぎ)

たぶん善意のボランティアだと思うが、朝から大濠公園のゴミ拾いをしているおじさん。早朝に高頻度で会える。たまに会えない日が続くと心配になる。大濠公園を利用する全利用者は、彼を称えるべきだと思う。

 

ジョギングLv0の人が最初からランニングアプリを使わない方がいい3つの理由

こんにちは。ハイボール大濠です。

ジョギングを趣味にしている人にとって「ランニングアプリ」ってすごく便利ですよね。ランを記録できて、ガイド音声もあり。しかも無料。

もし、私の学生時代にもこんなアプリがあれば、長距離走が嫌いにならなくて済んだのかなぁと思います。

 

そんなメリットだらけのランニングアプリなんですが、ジョギングLv0からスタートする人には使うのを待って欲しいんです。

なぜならランニングアプリを使わず走ることで、もっと大切なことを体験できたり、得する可能性があるから。


私が考える理由を3つ。まとめました。

 

 

 

理由1 最初から導入するとがんばりすぎてケガをする

ランニングアプリを使って走ると、ガイド音声がユーザーの集中力やモチベーションが切れないよういろいろと話しかけてくれます。

「ランニングのアドバイス」「考えさせるような質問」「ランニング雑学」。さらに「応援」や「よいしょ」も。

 

「気づいていますか?もう半分も走っていますよ」

「ランニングはスタートラインに立つことが一番難しいんです」

「走り出したあなたはもうすでに成し遂げているんです」

「走り出したあなたはもうアスリートです!」

 

このあと、ご飯も炊ける鍋セットやアメリカの飲みにくいサプリを買わされるんじゃないないかと思うくらい褒めてくれます。

今日走ることを決めたこと。走り始めたこと。最後まで走り切ったことを棒読みでめちゃめちゃ褒めてくれるのです。

 

そんなガイドの声に耳を傾けながら走っていると、いつもだったら走り切れない距離や時間でも「あれ?いつの間にか走り切ってしまった!」ということがあります。

 

思う壺。もうランニングアプリに夢中になってしまいます。そして、ついついがんばりすぎてしまうのです。特に男性。特におじさん。

 

がんばることは決して悪いことではないんですが、ジョギングLv0の多くの人は、自分が考えている以上にカラダが弱体化していることに気づいていません。運動不足、筋肉の衰え、加齢、脂肪デバフetc。

そんな弱体化された状態で「昔の若かったオレ」の気持ちのままランをスタートさせると、ケガへのカウントも同時にスタート。

 

ランニングアプリには、初心者用やリカバリーのメニューもあるんですが、おじさんは素直にそれをやりません。たとえ、最初は初心者向けメニューを選んだとしても

 

いやー案外走れるな。まぁ俺も昔はスポーツマンだったしね(照)。よし、次はいっちょ負荷の高いトレーニングメニューでもやってみっか!

 

みたいなおじさんだらけです。まんだらけです。

 

音声ガイドなしで走ると、自分で目標を決めて走れるフリー走行になるんですが、1km毎にペースのアナウンスがあったりします。

さっきの1kmよりもペースが落ちようものなら「俺はもっと速く走れる」とばかりに歯を食いしばってペースアップすること間違いなし。

 

さらにランニングアプリは、ランのすべて記録します。「1km最速タイム」「5km最速タイム」「週に3回ラン」「週に5回ラン」「週に7回ラン」「3週連続ラン」「4週連続ラン」「5週連続ラン」。かーらーのートロフィーシステム。実績クリアでトロフィー付与。

 

そして極めつけは、ユーザー同士のマウンティングに利用されるんじゃないかという噂の「トータル走行距離」によって付与されるランクシステム。ブロンズ・シルバー・ゴールド・ルビー・サファイア・エメラルド・サン&ムーン・ソード&シールド・スカーレット&ヴァイオレット・ダイヤモンド・ダブルダイヤモンド・クラウンアンバサダー ダイレクトディストリビューター・ダブルクラウンアンバサダー ダイレクトディストリビュータアアアアアアァァァァァ!

 

こんなものをアクティビティで表示されようものなら、もう不可避ッ!いったんランニングアプリを始めたら、ケガしないルート不可避だろこれ。MK5まったなし。マジでケガする5秒前。

 

せっかく始めたジョギングなのに、早々にケガをするのはあまりにももったいない。

 

ドラクエで強い敵に挑戦するためにレベル上げが必要なように、ジョギングでもランニングアプリに挑戦するためにはレベル上げが必要です。

そういった意味で、ある程度の筋力、脚力、体力をつけてからランニングアプリを導入する方がいいのかなと思うのが理由1。

 

 

 

 



理由2 飽きたときやダイエット停滞期のモチベアップにすごく良い

ダイエット目的でジョギングを始めた場合、必ずジョギングに飽きがきます。またダイエットが順調にすすんでも必ず停滞期がきます。

 

このときにジョギング自体をやめてしまわないように「カンフル剤」としてランニングアプリを導入するのです。

 

このタイミングでランニングアプリを使い始めると、ある程度の走力もついているので、ランメニューの課題も無理なくクリアできます。

課題をクリアするという新しい楽しさに目覚めてモチベーション復活。またジョギングを楽しく続けられるようになるわけです。

 

最終的なマインドの着地点は「ジョギング自体が楽しい」と思えるところを目指したいんですが、まぁ焦る必要もあるまい。ここまできたらもうあと少しでこちら側よ。ククク。

 

こちら側になれば体重なんて気にしなくなります。むしろ走力を上げるために「毎日走りたい!」「筋力をつけたい!」「タンパク質取らなきゃ!」「休養日にはランにいいストレッチ」「明日のインターバルトレに備えて早めに寝よう」「雨降ってるけど…小雨だし走りに行こう!」「あれ?最近買った服、全部ジョギング用!?」という感じになります。

 

 

 

 

 


理由3 自由なジョギングの楽しさを感じて欲しい(特に50代以上へ向けて)

ランニングアプリを使ったジョギングは、基本的に「決められた時間や距離を走り切ること」や「トレーニング」が目的になります。

目標のランメニューを選んでスタートし、ガイドの声に合わせて、ペースを上げたり下げたり、フォームを見直したり、モチベを切らさないように話しかけてくるガイドの声を聞きながら、最後まで走り切るという感じです。

目標や目的をもって走る。もちろんいいことだし、走力を上げるならベストな方法です。


でもね。そうじゃあないんです。ジョギングってもっと自由で楽しいんです。

 

走りながら感じる、陽の光、風、景色、空気、流れる汗、遠くから聞こえる喧騒。きついときは歩いてもいい。好きなときにやめてもいい。好きなときにベンチに座って景色を眺めてもいい。ジョギングにはそういう自由と楽しさがあります。

 

「それ、当たり前やん」と思う人もいるかもしれませんが、私くらいの年代の人は、当たり前じゃあないんです。

 

昭和世代は、学生時代の影響で長距離走に嫌なイメージをもってる人はかなり多いと思います。

根性論がまかり通っていた時代ですから「走れ」「歩くな」「休むな」「水飲むな」「とにかく走れ」という、理不尽で非科学的な持久走をさせられてきています。「長距離走=辛さしかない」という刷り込み。私もそうでした。「ダイエットのために辛いジョギングか…」と思っていました。

 

でもそうじゃあなかった。ジョギングは辛くないんです。もちろん走っているときは足が重かったり、息が苦しかったりもします。でも走りきったあと、走らなきゃよかったとは思わない。

 

ランニングアプリは、モチベーション維持や走力をあげるツールとして最適なんですが、最初からそういったトレーニングとして「走る」のはどうかなと。

 

ランニングアプリを使い始めるのは、「ジョギングって楽しい」「走るってこんなにも自由なんだ」ってことがわかってからでも決して遅くはないのかなと思っています。

 

 

Lv0からはじめるジョギング 〜初期装備偏

こんにちは。ハイボール大濠です。

 

ジョギングLv0の人が「ジョギングはじめよう!」と思ったとき、最初の疑問は「どんな格好で走ったらいいだろう?」ということじゃあないでしょうか。私がそうだったので。

なんてことのない疑問なんですが、意外にここで躓くこともありますので、初期装備には何が「必要なのか」「必要ないのか」を、私がバリバリの陰キャ目線でご紹介したいと思います。

 

 

必須装備

ジョギングは、特別な道具なしで始められるスポーツです。最低限の装備で走り出しましょう。

 

 

シューズ

最初からジョギングシューズがあるのに越したことはありませんが、ぶっちゃけ、手持ちのスニーカーなど走りやすい靴があるなら、それでまず少し走ってみましょう。

 

手持ちの靴で歩き始めて、途中少し走ってみる。自分が「どれくらい走れないか」を再認識し、現状の自己ステータスを把握しましょう。あまりの走れなさに絶望する人が続出すると思いますが、その絶望がのちのちジョギングの継続率につながってくると思います。

ジョギングシューズは、ジョギングを続けていくうちに、手持ちの靴では歩きにくい、走りにくいと感じたときに買えばいいと思います。

 

ただし、ジョギングLvが始めから高く、かつ脂肪デバフ付きの人は、最初からジョギングシューズがあった方がいいかもしれません。

なまじ走力が高いばっかりに体重があっても走れてしまうので、その分、足やヒザへのダメージが大きく、ケガにつながってしまうかもしれません。昔は丈夫だったカラダも、加齢と脂肪という多重デバフ効果で弱体化していることをお忘れなく。

 

そして「ジョギングシューズを買う」ときに悩むのが、どこで買うか問題。

店舗か、ネットか。

 

「シューズ選びは、店舗に行って、スタッフに相談しながら、実際に履いてみて、自分の足に合うものを選びましょう」みたいな記事をよく見ますが、店舗に行ったら陽キャのスタッフに勧められるがまま、初心者には必要のない高額でハイスペックなシューズを売りつけられるかもしれないじゃないですかー。ははは。無理無理。やば。怖。

…なーんて、うそうそ。そんなことあるわけない。ははは。(アイコンタクト)

 

ジョギングシューズを店舗購入する場合は、店員さんに「初心者向けのジョギングシューズが欲しい」といえば、あれこれ紹介してもらえると思います。

最近のジョギングシューズはどれも機能性抜群なのですが、厚底がどうとか、カーボンがどうとか、クッション性がどうとか、ドロップがどうとか、選ぶことが多すぎるので、店員さんにお任せした方が賢明です。

初心者向けのモデルで、お手頃な価格帯(5000円〜1万円)のものを選びましょう。

 

もし、万が一「先々長い距離を走られるんでしたら〜」と明るい未来を売り文句に2万を超えるようなシューズを勧められたら、その場からピクリとも動かず下を向いて爪を噛みながら「ショシンシャムケ…ショシンシャムケ…ショシンシャムケ…ショシンシャムケ…」と呪文を唱えてみましょう。大抵撃退できます。

 

 

「店舗は怖い」「店員さんに勧められたら断われない」みたいな私と同じ陰キャタイプはネット購入一択です。

Amazonの「try before you buy」など、試着・返品OKのサービスを利用すればサイズ選びでも困りません。サイズの正しい選び方はググればたくさんでてきます。知らないことはすぐにネットでググる。それが陰キャの生きる道。

 

ちなみに、私の初期装備のシューズも、手持ちのスニーカーでした。しばらく走ってたら、すぐにボロくなってしまったので、そのタイミングでジョギングシューズを購入。もちろんネットでな!


そんな私でもいまはジョギングシューズを4足持っています。4足とも同じブランドです。ブランドメーカーを同じにすれば、サイズ選びで迷わず手間も省けます。

また、シューズが複数あるとローテーションで履けるので、シューズを長持ちさせることができます。その日の気分でシューズを選ぶのも楽しいです。

シューズは、ジョギングでは一番重要な装備なので、後日またいろいろ詳しく書きたいと思います。

 

 

 

 

ウェア

上は

Tシャツならなんでもいいと思いますが吸汗速乾性のあるウェアがおすすめです。コットンだと汗で濡れて重くなるし、走りおわったあと、濡れたTシャツが冷えて体温を奪います。

 

下は

大体みんなジャージやハーフパンツなどで走っていますね。走りやすい格好なら何でもいいと思います。なんなら寝巻きにしてたスウェットでもOK。

私も最初は、部屋着のTシャツとハーフパンツで走っていました。でも走ってるうちにだんだん恥ずかしくなってきたので、GUで速乾Tシャツ+ハーフパンツ(3000円くらい)をジョギング用として買いました。

 

余談ですが、ジョギングLvの高い人ほどウェアの露出度が高いですよね。

 

ランで焼けた肌によく似合うショートスパッツ&タンクトップ!

速い人が着けていると高そうにみえるキャップ&サングラス!

走りながらチラ見する姿がカッコいいスマートウォッチ!

そして派手なカラーリングの高機能ハイスペックランニングシューズ!ドドン!

こんな感じ。

 

 

オンランゲームで例えると、

高レベルのキャラが、露出度の高いアバターで効率重視のハイスペック装備を身につけて、狩場を蹂躙してるあの感じ?もちろんわかるよね?



 

 

靴下

普通の靴下で十分です。
私も、最初は普通の靴下で走っていたんですが、走り方が悪いのか、靴のせいなのか、足の指と指が擦れて痛かったので、ラン用の5本指ソックスを買いました。

私が買ったのは、立体製法、アーチサポート、シリコンラバー、吸水速乾メッシュなど高機能でサポート力抜群のやつ。調子が悪い日も靴下のせいにはできません。

ラン用の靴下を履いていると「さぁ走るぞー!」と気分もあがります。

 

 

水(or小銭)

まず走る前に水分補給はマスト。

そのあと20~30分くらいなら水分補給なしでも大丈夫かもしれませんが、それ以上走るならこまめな水分補給は必須です。

水分不足のまま走ると、筋肉へエネルギーを運ぶ役割の血液(90%が水分)の効率が落ち、エネルギー代謝の効率もダウン。

せっかく走るなら効率よく燃やしたいエネルギー。走っている途中でもこまめに水分補給をしたいところ。

 

現場で調達するなら自販機で購入。小銭を持っていけばOK。スマホを持って走るなら、スマホ決済対応の自販機のある場所を確認しておくと便利です。

 

水筒やペットボトルを持っていく場合、持って行くのはいいんだけど、持ったまま走るには邪魔だし、その辺に置いて走るのもちょっと…ね。と困ることになります。ランステーションや自分の車などに置いたりできればいいんでしょうけどね。

エストポーチやポケットに入れられるサイズの小ぶりな容器、例えばウコンの力(!)とかを再利用するのもありです。フリップベルトには専用のウォーターケース(薄くて平べったいやつ)もあったりします。

 

ちなみに、私のランニングコースは福岡のジョギング聖地「大濠公園なんですが、水飲み場があるので、私はそこで水分補給しています。

大濠公園で、最初に水飲み場を見つけたときは「さすがジョギング聖地!懐い!水道水の味!うひょー!」とテンション上がったんですが、ジョギングしてる人で、水飲み場で水を飲んでる人はほとんど見かけません。衛生面とか気になるんですかね。たまに飲んでる人(大体おじさん)を見かけると、仲間を見つけたような気持ちになって嬉しいです。

 

 

 

 

あったら便利な装備

以下は、必須じゃないけどあると便利な装備です。

 

 

 

フリップベルト・ウエストポーチ

ちょっとの距離走るくらいなら、なくても何とかなります。

 

私は、ランニングアプリの使用や音楽を聴きながら走るのスマホ必須なので、必然的にスマホを持って走るためのウエストポーチも必須。

最初の頃は、スマホを手に持って走っていましたが、あまりにも走りにくいのでジョギング用ウエストポーチをすぐ買いました。500〜2000円くらいであります。

スマホを持って走らない人でも、家の鍵や小銭は持って出ると思うので、それらをポーチに入れると走りやすいと思います。

 

 

 

 

キャップ

お好みで。

私は、走るときは身軽がいいのでキャップは被りたくないんですが、早朝に走るときは朝日が眩しいので、朝走るときは被るようにしてます。

あと雨の日もキャップがあると目に雨が入りにくくなるので走りやすくなります。え?雨の日に走るの?と思うかもしれませんが、人が少ないので私は雨の日に走るのが一番好きです。でも、風が強い日はキャップが飛ばされてしまうので被っていかない方がいいかもしれません。

え?雨が降ってて、風が強い日はどうするかって?そんな日に走るなんてどうかしてます。家に籠もってアニメでも観ましょう。

 

 

サングラス

早朝・日中は眩しいので着ける方がいいと思います。

ちなみに私は持ってません。日中はほとんど走らないというのもあるんですが、なんかサングラスかけてる人ってめちゃくちゃ速くみえる(もちろん実際速い人も多い)じゃないですか。

フルマラソンとかの大会にでるレベルのランナーじゃないとサングラス着けちゃいけないんじゃないか…という強迫観念にとらわれています。

 

超絶マイナーな余談ですが、昔ラグナロクオンライン(通称RO)というネトゲをやっていたのですが、そのネトゲの中で、超絶レアアイテム「s1サングラス」がというのがありました。鯖に1個あるかどうか。あれくらい遠い憧れの存在。

 

 

 

 

スマートウォッチ

歩数や心拍数、ペースはもちろん、ランニングフォームを解析できるモノもあります。


ちなみに私は持ってません。スマートウォッチはなくてもランニングアプリがあればペースもわかるし、ログも記録できます。ただ「心拍数」だけはアプリではどうにもならないので、いつかは欲しいなぁと思っているアイテムです。

あと、中二思考なので、走りながらスマートウォッチをちらっと見るのに憧れています。もし買ったら用もないのにチラチラみると思います。

 

 

 

 

 

ランニングアプリ

超便利。全ジョガー・ランナーに使って欲しいです。では、なぜ必須に入れないのか。ジョギングLv0の人は最初は使わずに走って欲しいからです。

理由を書いてたら長くなったので、別でまとめました

joggingquest.hatenablog.com

 

 

 

音楽プレイヤー(スマホ

走るときに音楽やポッドキャストを聞かないなら、なくてもいいアイテムです。

私はスマホで音楽を聴きながら走っています。

ちなみによく聞くプレイリストは「ランニングに合うEDM」「ドリカムや宇多田ヒカルAKB48など世代の曲」「訳あってカラオケ練習中の演歌」

ご想像どおり、演歌とジョギング、組み合わせ悪すぎます。

 

 

 

 

イヤホン

走ってると有線のイヤホンケーブルはかなり邪魔なので、ワイヤレスイヤホンがおすすめです。イヤーフックタイプが落ちにくくて◯。さらに骨伝導タイプなら周囲の音も拾えて安全性も◎。

私は、ジョギングを始めてからワイヤレスを買いました。 2000円くらいで十分な機能のものが買えます。

 

 

 

 

まとめ

装備を揃えるのも「ジョギングをはじめる楽しみの一つ」としてモチベーションに繋げられるなら、いろいろ揃えてからスタートするのもありだと思います。

ただ、その準備を理由にしていつまでたっても走らないのは言い訳メイビー。


本文中にも書きましたが、私の初期装備はほとんどが手持ちのモノです。部屋着のまま、街履きスニーカーで、スマホを手に持って、有線のイヤホンケーブルを振り回しながら走っていました。

 

ジョギングは準備万端じゃなくても始められます。

 

個人的には、兎にも角にもまずは走ってみてから、不便だな、不都合だなと思うところを自分なりに買い足していけばいいと思っています。

 

走って走力経験値を貯め、少しづつ装備を揃えて、ジョギングレベルを上げていく。そう。まるでロールプレイングゲームの主人公ように。

 

 

プロローグ 〜結果報告

     \コンニチワ/

前回のブログ「プロローグ〜そしてジョギングへ」のつづき、再検査の結果報告です。

 

●1ヶ月目
4~6kmのジョギングを、週に1~2回。

ほぼほぼ全編ウォーキングの中で、たまに少し走る感じ。50歳の体は疲労も抜けにくく、週に1~2回走るのが精一杯。


●2ヶ月目
6~10kmのジョギングを、週に3~4回。

少しづつ走れる距離は伸びてきました。けれどもまだまだ歩く時間が長めのジョグ。相変わらず疲労は抜けにくいが、前月よりも回復は早くなり、怪我に気をつけながら回数も増やす。

 


この間、ジョギング(消費)だけではなく、食べる(摂取する)方にもテコ入れ。

これまでいろいろなダイエット法を試してきた経験を踏まえ、私が取り入れたスタイルは「糖質を抑えるロカボ」(PFCバランスの正常化)です。

 

実はここ1年くらいは「16時間ダイエット」をやっていて、朝昼食べずに夜1食の生活だったのですが、改めました。

16時間ダイエットも、正しく行えば効果があるダイエット方法だと思うんですが、私のように1食で暴飲暴食してしまうアホな生活を送っている場合は、血糖値スパイクに自分でバイキルトをかけて、自分を攻撃するもうまるでメダパニ。糖尿病を促進させてしまいます。

 

あと、ジョギングでカラダを酷使した分、きちんと食べないとカラダが持たないとわかったのもあります。朝、走ったあと食べるごはんのおいしさ半端ない。

食事スタイルについても、また後日詳しく書いていきたいと思います。

 

 

そして、いよいよ2ヶ月後。血液検査の結果はというと…

 


数値はすべて正常基準値!ドン!


体重は2ヶ月で5kg減!ドン!


やはりジョギングは正義!ドドン!

 


緊急クエスト完了。ついに糖尿予備軍から普通の人にクラスチェンジです。

僕は僕が嫌いだ。でも好きになれるかも知れない。僕はここにいてもいいのかも知れない、そうだ。僕は僕でしかない。僕は僕だ。僕でいたい。僕はここにいたい。僕はここにいてもいいんだ!おめでとう!ありがとう!\わー!/\わー!/\わー!/

 

と、ここまでが回想回。過去のお話です。

 

以前までの私ならここでダイエットは終了。レッツ暴飲暴食!だったと思うのですが、いまとなっては再検査はただの通過点

 

あの日から私の目標は、人として「走る」コマンドを取り戻す。に変わっているからです。

 

私はいまも走り続けています。

 

走れない自分に気付かされ、さまざまな知識を詰め込み、これまでの経験を活かしながら、伝説の「走る」コマンドを取り戻すために、ジョギングを始めたハイボール大濠。

彼の冒険はまだはじまったばかりなのだ!(ハイボール大濠先生の次回作にご期待ください。)

 

 

プロローグ 〜そしてジョギングへ

 

 

とうとうジョギングを始めなくてはならなくなった。

 

理由は、40代最後の健康診断でひっかかったから。

 

おじさんの中に石を投げたら糖尿病予備軍に当たるくらいのあるある。噛んでたスルメを見せられるくらいの探検隊。

 

血液検査は「糖代謝」「脂質代謝」「尿酸代謝」がいずれも危険区域。保健師さんから「糖尿病予備軍」のお墨付きまでいただいたステータス画面はレッド寸前のオレンジ。

 

原因はもちろん、食べ過ぎ。飲み過ぎ。太り過ぎ。だ。

 

そんなこんなで「2ヶ月後の再検査までに血液ステータスの改善」という緊急クエストを受注してしまったわけです。

 

このクエストをクリアするのに一番よいとされるのが「ダイエット」だ。

 

私の飲み友達である無頼派な諸先輩方々なら「おいは20年ずっーと予備軍ばい、ワハハハ!」と酒のツマミにしてしまう話ではあるんですが…

保健師さんからの警告を無視できるほど、自分の体について無頓着でもない、気弱で陰キャな私なので、気は乗らないがやるしかないわけです。本気のダイエットを!

 


まぁ50年も生きていれば、ダイエットの経験は1度や2度ではありません。

ただ、これまでダイエットが成功した実績はほぼ皆無。今にして思えば、基本楽して痩せるタイプのダイエット方法を選んばかりいたので当たり前ではあります。


しかし「ジョギングをすれば100%痩せる」ということだけはわかっていた。


なぜなら若い頃にジョギングで痩せた経験があるから。唯一の実績。走れば痩せる。エビデンス自分。

 

冒頭に「とうとうジョギングを始めなくてはならなくなった。」と切り出したのは、ジョギングが痩せるとわかっていたからだ。

 

「本気で痩せるなら、走るしかないな…」とリアルも気持ちも重い腰を上げることにしました。

 

 

 

 

 

 

おおハイボール大濠!走れないとはなにごとだ!

 

しかし、いざ走ろうとしてみると、築50年のカラダは想像以上にボロボロでした。

 

なんと走れないのである。匠もビックリ。王様も辛辣。

 

しかも!しかも!速く走っているわけではないのに。だ。

ゆっくり走っても50mも走れない。

 

走り出すとすぐに着地の衝動で、脚が悲鳴をあげ、息が苦しくなるよ。恥ずかしい大人の大声ダイヤモンド

意識だけは前に進んでいるつもりなのに脚や体がぜんぜんついてこない…この攻撃は、ゴールドエクスペリエンスッ!!一応周りを見まわしてみたが、ジョルノ・ジョバーナはやっぱりいない。

 

走れない、には、さすがに自分でも驚く。てか引く。

 

学生時代から長距離走は苦手で嫌いなので、もちろんいきなり長い距離(例えば2kmとか?)を走れないことはわかっていた。

が、苦手というだけで長距離も走れてはいた。あの頃は。

 

まさか50mすら走れないなんて・・・。

 


実は2〜3年前まではスポーツジムに通っていて、ランニングマシンでは割と走れていた。なのでロードでもそこそこ走れるかなとあまーく考えていたのである。

 

ちなみにいろいろと勉強した今ならわかるのですが、ロードでは「地面着地の反作用」と「脚力による蹴り出し」を、前へ進む力に変えて走っていて、ロードで走るためには「筋肉活動協調性」が必要だ。

ランニングマシンは、地面(ベルト)が動いているので、この「筋肉活動協調性」が節約でき、ロードよりもラクに走ることができていた、というわけ。

 

つまり、私の「脚力」「筋力」の衰えがやばすぎるのである。

 

加えて「体重、重すぎ」問題。

 

1歩走るごとに、お腹や胸、太もも、ふくらはぎの揺れが半端ない。こんな重い負荷(脂肪)を抱えて走るなんて、亀の甲羅を背負って走る往年のあの修行そのものじゃあないか。50m走れないのも無理からぬ話である。

 

そういったわけでその日は50mくらい走って、500mくらい歩く。を繰り返すことになる。

そう。驚いたことに50m走ったあと、走れるまで回復するのに徒歩500mもかかるのだ。脂肪のデバフ効果半端ない。

 

初日は4kmを1時間くらいかけて走った…いや、歩いた。

 

そして歩きながら考えた。これはやばいぞと。

 

健康診断や再検査の前に、人として当たり前に実行できるコマンドだと疑ってもいなかった「走る」が選択もできない。

 

このままでは信号が点滅しても「走る」という選択できない人になるのだ。配達中いつも元気に小走している配送ドライバーに転職もできない。

もし、いま日本が北斗の拳のような荒廃した世紀末になったら、私は1日も生き延びることができないだろう。ヒャハーなモヒカンヘアーの悪党から走って逃げることもできないからだ!(個人の感想です)

 

もはや人としての存在意義が危機的状況であることを突きつけられたのだ。


ダイエットでイヤイヤ走り始めた私だったが、このときに頭の中でパラダイムシフト(発想の転換が発動した。


僕が一番、僕のカラダをうまく使えるんだ!…あ、古い?えーっと…逃げちゃだめだ逃げちゃだ…あれ、これも古い?え?うそ?

 

ええーい!とりあえず、なんでもいいから50歳からでも、失われし「走る」コマンドを取り戻せることを証明するのだ!

 

そんなこんなでジョギングLv0の私が冒険に旅立ちます。

 

「ジョギングクエスト」START

 

 

 

つづきの結果報告はこちら↓

joggingquest.hatenablog.com